ANAグループのANAウイングスが2023年7月14日から就航を開始予定の特別デカール機「鬼滅の刃 ぷろっぷ」のデカール貼り付け作業が7月8日、沖縄・那覇空港にあるMRO Japanの格納庫で実際の整備作業が実施されている中、メディアに公開されました。
重整備で塗装も新たになったQ400の機体(JA846A)のドア横に炭治郎と禰󠄀豆子のデカールが左右それぞれ貼られました。
↑ 搭乗時に目の当たりにできる位置に貼り付けられた炭治郎のデカール。背景にはQ400があしらわれている。
↑機体の右側には禰󠄀豆子のデカールが。こちらは展望デッキや空港の外周からウォッチしたい。
またキャビン内では各座席のシートテーブルに9種類の中のいずれかのデザインデカールが貼られているので、搭乗時のお楽しみも。
↑自分のシートはどんなデザインのデカールが貼られているか、楽しみとなること間違いなし
さらに、2023年7月25日より、特別デザインのデカール機を含むすべてのQ400運航便の機内にて特別デザインステッカーが配布されるというからこれまた楽しさ倍増。シートテーブルに貼ってあるものと同じデザインのデカールが全9種類のうち3枚が入っているという。なんと!シークレット1種類を含む場合は4枚入っているそうで、ワクワクしますね。
↑搭乗時に配布される9種類のデカール。このうち3枚が入っている、シートテーブルに貼っているものと同じデザイン。
また、7月25日より、ANAとのタイアップ限定の ufotable 描き下ろしイラストを用いた ARフォトフレームが提供されます。お手元にスマートフォンに専用アプリをダウンロードする必要はあるものの、Q400が就航する空港ターミナル内(ANAエリア)などで利用可能。合わせて楽しみたいです。
↑ARフォトフレームもQ400が就航する空港で楽しもう
「鬼滅の刃 ぷろっぷ」は3機のQ400で誕生し(JA844A、JA846A、JA850A)、国内線就航初便は2023年7月14日(金)のNH1153便(大阪・伊丹発 – 福岡行き)の予定となっています。
この「鬼滅の刃 ぷろっぷ」は、ANA整備センター機体事業室ライン整備部の竹中 祐梨菜(たけなか ゆりな)さんが発案し、ANA側からufotable側へ提案をした。ANAグループの社員が発案、「鬼滅の刃 ジェット」が飛ばない地方空港にも楽しみを提供できたら!という竹中さんの想いが形になりました。
↑「鬼滅の刃 ぷろっぷ」の発案者、竹中 祐梨菜さん。「実現できてうれしい」と笑顔を見せてくれた。
↑カーゴドアに描かれた「Q400 ANA WINGS」の文字が大きくて目立つ。
7月14日(金)の就航開始が待ち遠しいですね!!
[写真 文 : 深澤 明 @ Ace Photographer inc.]