日本で唯一の航空機の整備および修理に関わる事業を沖縄・那覇空港で展開するMRO Japanは5月16日、ANAあきんどと組んで機体工場見学ツアーをスタートさせた。
MROとは、Maintenance(整備)、Repair(修理)、Overhaul(オーバーホール)の略で、MRO Japanは前身であるANAグループの整備会社からの整備実績を礎に2015年大阪伊丹空港の地で設立され、2019年にいまの沖縄・那覇空港へ移転している。
今回スタートした機体整備工場見学ツアーは、MRO Japanにとって初めての実施となり、2022年5月16日(月)〜2022年7月29日(金)の平日{※土・日・祝日を除く}の期間で行われる予定。
【午前の部】と【午後の部】の2回実施されるが、【午前の部】は7月1日(金)〜7月29日(金)のみの開催で、見学ツアー初日の今回は【午後の部】のみ行われた。
那覇空港1階の那覇バスカウンターに集合後バスにてMRO Japanへ移動。セミナールームで施設概要などの説明(30分ほど)を受けた後、格納庫内を見学(50分ほど)するツアーとなっている。
格納庫には、ANAのボンバルディア Q400、ソラシド・エアのボーイング737-800、AIRDOのボーイング767-300ERの3機がドッグインしており、いずれもC整備(1〜2年ごとにおよそ10日ほどかけて行う点検・重整備)が実施されていた。
MRO Japanの機体整備工場見学ツアーの詳細、予約はこちらの専用サイトから
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domtour/theme/mro_japan/
申し込み期間は、出発日の前日から起算して8日前の17:00までとなっている。日によってはまだ予約枠に余裕があるとのことなので、要チェックだ!