【JAL】ボーイング777-200(JA007D)が離日

すでに2021年3月末で退役しているJALのボーイング777-200型機(JA007D)が3月24日(木)午前1時半過ぎ、保管されていた羽田空港から離日した。

午前1時30分、JALのメンテナンスセンター1前の214番スポットからプッシュバック。C滑走路(RWY16L)から1時46分に離陸した。最終目的地はアメリカのモハーヴェ。まずは経由地のホノルルまでのフライトで便名はJL8132便。2月22日に一足早く離日した同く777-200型機のJA008Dの離日便と同じ便名だった。

JA007Dは日本エアシステムが1998年4月から運航を開始してレインボーカラーで幹線を飛び、JALになってからは「たまごっちジェット 3号機」としても活躍した。

JALはPW4000エンジンを搭載したボーイング777型機を2021年3月末に退役させているが、このJA007Dのフェリーフライトで離日機は5機目となり、現在羽田空港で保管されているのは8機となっている。

整備士たちに大きく手を振られて見送らながらタキシングを始めるボーイング777-200(JA007D)。しっとりした雨が降っていた。[写真 : FUKAZAWA Akira]
経由地のホノルルへ向けて羽田空港のC滑走路(RWY16L)から飛び立つ777-200(JA007D)。東京湾上空で大きく旋回して高度を上げ、海上のみを飛行して房総半島の南へ抜けてから進路を東へ向けた。[写真 : FUKAZAWA Akira]

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