JALは、東京ベイ東急ホテルと共に、空の楽しみをホテルの客室でも味わえる取り組みとして、就航10周年を迎えたJALのボーイング787型機の10年間の運航を支えた部品を活用した室内家具や調度品、取り卸した部品そのものなどを配置した期間限定のコンセプトルーム「JAL 787 10th Anniversary Room」の提供を開始した。
「JAL 787 10th Anniversary Room」の概要
客室 : 東京ベイ東急ホテル 18階 1806号室 32㎡ 定員2名
客室内容 : ボーイング787型機の部品から製造した室内家具・調度品の設置(ホイールテーブル・読書灯テーブルライト)
ボーイング787型機の部品展示(ピトー管・エンジン発動機部品)
オリジナルベッドカバー(国際線ビジネスクラスクラスシートカバー)の設置
特典 : 室内展示品解説ブックレット(兼オリジナル宿泊証明書)の提供(1室につき1冊)
JALオリジナルカップ麺(1室につきうどん、そば各1個)
料金 : 1室2名様料金 24,200円〜、1名様料金 12,100円〜(税金、サービス料込み)
販売期間 : 2022年12月2日(金)〜2023年4月21日(金)
予約 : こちらから https://bit.ly/3zw7dQ1
この「JAL 787 10th Anniversary Room」の制作ついて陣頭指揮をとったJALエンジニアリング 部品サービスセンター 企画hグループ 主任 矢田貝 弦さんによると「おかげさまで東京ベイ東急ホテルとのコラボレーション第1弾のウイングルームが大変好評をいただいており、JALのコンセプトルームの需要が増加している中で、新たな形での航空機の廃材を活用した空間づくりを制作しました」と語ってくれた。
第1弾のウイングルームの記事は https://aviationpicks.com/archives/608
ホイールテーブルや読書灯テーブルライトなどの制作を担当した浜野製作所については「ものづくりの町工場は技術伝承も含めた後継者問題を抱えており、それは整備士の技術伝承問題と共通部分が多く、お互いの将来を見据えたお付き合いをできればと思い制作をお願いしました」という。
2023年4月21日(金)までの期間限定だが、この期間については「2022年4月22日に、JALのボーイング787型機が就航10周年を迎えています。その10周年期間中までという意味で2023年4月21日までとしております」。
JALファンも、ボーイング787ファンも、是非とも泊まってみたい部屋「JAL 787 10th Anniversary Room」の予約はこちらから