JALは2022年8月17日、リニューアルした JAL SKYMUSEUM にて高校生と大学生を対象に、工場見学に加えて客室乗務員の仕事が体験できるプログラム「JAL 空育®JOB」を開催した。
仕事体験では、実際機内で使用されている本物のポットや紙カップ、サービスカートを使用して、客室乗務員がサービスのポイントを伝授。ドリンクサービスを体験したり、国際線で提供している機内食の食器の重さも体感するプログラムとなっていた。
サービスカートの動かし方やドリンクを注ぐときのコツ。さらには搭乗者へのアイコンタクトなど、要所をしっかりと伝える客室乗務員の説明を、真剣な眼差しと姿勢で聴くプログラム参加者の目はとても輝いていた。
今回のこの「JAL 空育®JOB」は、JALのTwitterアカウントでのみ告知をして募集された。お仕事講座60分、工場見学60分のプログラムで、参加費用は1000円(通常の工場見学は無料で実施している)。
この日は一般の工場見学はなく、「JAL 空育®JOB」プログラムで貸し切りとなっており、午前と午後の2部行われ、午前は30名、午後は25名が参加した。
この「JAL 空育®JOB」は、JALの客室乗務員であり、ESG推進部 社会貢献グループの西牟田 智美さんが企画したプログラムだ。「空の仕事にはこんなことがありますよ」というのを体感してもらいつつ、「普段ゆっくり客室乗務員の人と話す機会もないでしょうから、こういった場を活かしてもらい、純粋に楽しんでいただければ」と想いを語ってくれた。