JALとJALUX、ノルウェー水産物審議会は昨年に続き、北大西洋での水揚げから日本の販売店舗まで、一度も冷凍せずに高鮮度のまま届ける旬のノルウェー産生サバ「サバヌーヴォー (Saba Nouveau)」の輸入を、2022年9月16日から開始した。ロンドン発のJAL42便にて7時15分、羽田空港の第3ターミナル113番スポットに到着した。
昨年9月に初上陸し、スーパーでの販売やJALの機内食で提供、「今までにないふわふわ食感」「脂乗りがいいのにいくらでも食べられる」と大好評で、今年は昨年の3倍の量である50トンの輸入を目指している。また、販売エリアも昨年の首都圏のみから全国へと拡大する。また、サバヌーヴォーを使用した加工品も多数企画してゆく。
そもそもJALUXは20年以上にわたりノルウェー産のサバの買付けを行ってきた実績がある。現地に駐在員を派遣して直接目利きし、栄養価の高い旬のノルウェー産のサバの中でも特に脂肪率約30%、重量500g以上のサバを厳選して、一度も冷凍せずに〝生〟のままJAL機にて空輸する。
新酒ワイン「ボジョレー・ヌーヴォー」にちなんで「サバヌーヴォー」と命名、毎年の「秋の風物詩」として日本へと届けられる。航空貨物のメリットを最大に活かしたJALとJALUXの素晴らしい取り組みだ。