【ANAあきんど】鳥取県と観光振興及び地域創生の推進に関する業務連携協定を締結

ANAあきんどは2022年6月3日、鳥取県との相互連携を強化して航空路線を活用した鳥取県の観光振興及び地域創生に資するため、業務連携協定を締結した。

東京都千代田区の都道府県会館にて行われた業務連携協定締結式には、平井伸治鳥取県知事、ANAあきんど株式会社 菅谷とも子代表取締役社長、ANAの現役客室乗務員で「とっとり翼の大使」の山田葵さん、ANAあきんどの松本有司 山陰支店支店長が出席した。

提携に先立ち挨拶をしたANAあきんどの菅谷とも子代表取締役社長は「航空事業がまだ厳しさを見せている中、このような協定を結ぶことができて光栄です」と鳥取県への謝辞を述べた。

ANAと鳥取県の歴史は古く、1964年に米子空港(現 米子鬼太郎空港)へ、1967年に鳥取空港(現 鳥取砂丘 コナン空港)へそれぞれ東京(羽田)から乗り入れており、2018年には両空港で年間100万人に利用されている大切な路線であり、この航空輸送を大きな軸として、観光促進、地域創生、鳥取県の魅力発信を促進していく決意を語った。

続いて挨拶した平井伸治鳥取県知事は「鳥取県にとってANAの翼はなくてはならない存在です」。鳥取は飛行機といえばANAという土地ですと冒頭に語り、すでにANAあきんどとタッグを組んで1年ほどが経過している事実に触れつつ、この提携でさらに連携を深めていきたい考えを示した。

その後、業務連携協定書にそれぞれがサインをして業務連携協定締結式は終了した。

鳥取の魅力を発信しつつ、お客様が欲している旅行商品などをタイムリーに創出したいと決意を語る
ANAあきんどの菅谷とも子代表取締役社長。[写真 : FUKAZAWA Akira]
航空事業が厳しい中、この業務連携協定締結が実現できることへの喜びを語る
ANAあきんどの菅谷とも子代表取締役社長。[写真 : FUKAZAWA Akira]
鳥取にとってANAの翼はなくてはならない存在、とこの業務連携協定締結への期待感を語る平井伸治鳥取県知事。
[写真 : FUKAZAWA Akira]
業務連携協定書にサインをするANAあきんどの菅谷とも子代表取締役社長。[写真 : FUKAZAWA Akira]
業務連携協定書にサインをする平井伸治鳥取県知事。[写真 : FUKAZAWA Akira]
業務連携協定書に手に笑顔を見せる平井伸治鳥取県知事とANAあきんどの菅谷とも子代表取締役社長。
[写真 : FUKAZAWA Akira]

現在、「ANAから鳥取県への移住プログラム」が進められており、鳥取県には10人のANAの現役客室乗務員が移住しており、移住・兼業しながらフライトの乗務を行なってる。

今回の業務提携協定締結式にも参加した「とっとり翼の大使」の山田葵さんもANAの現役客室乗務員は、ANA のBLUE SKY NEWSの中で鳥取の魅力を発信している。

URLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=vjcB70q-B7A&t=134s

この業務連携協定書締結後に具体的に実行されるものとしては、ANA株主向け旅行ツアーの造成やDX(デジタルトランスフォーメーション)の積極的活用などで鳥取での「ならでは感」の創出を主眼に置く。

ANAがコロナ禍で新しく始めた「ANA Pocket」で、鳥取県のおすすめスポットにチェックインするとPOINTが倍になるなど、コロナ前にはなかったサービスなどもフル活用してゆく。

また、コロナ禍で人々の行動原理や趣向も変化を見せている中で、いかに他地域と差別化していくか。鳥取の魅力を発信してまずは知ってもらうこと。そして興味を持ってくれた人へ角度高く情報を発信し、また人々が欲するツアー造成などをタイムリーに行なっていくこと。

これを熱を帯びた状態で継続的に推し進めていくことで、鳥取の魅力の認知度が上がり、さらに観光地の新たな魅力発掘も含めて相乗効果が生み出されていくことが期待されている。

ただし、大前提には「ANAの便を使用して、鳥取へ足を運んでもらうこと」。

これに勝る経済効果はなく、まずは2018年に記録されている両空港で100万人の利用というレベルにまで復活させたいとの思惑がある。

ANAおきんどと鳥取県のこの業務連携協定の有効期間は3年間としており、有効期限満了日の1か月前までに解約の申し出がない場合、1年間更新され、最長10年間と記されている。

ANAあきんどが鳥取県において最長で今後10年かけて地域創生のど真ん中で取り組んでいくという決意表明の意味合いがある今回のこの業務連携協定締結。

今後の発信や地域創生に注目していきたい。

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