広くて綺麗な新アクセス通路でラクラクターミナル間移動!
成田空港の第2ターミナルと第3ターミナルの新しいアクセス通路が、4月5日(火)から通行可能となる。この新アクセス通路の開通によってT2-T3間の徒歩での移動距離は約500mから約300mに短縮され、個人差やカートの有無などによっても違うが時間的にはかつておよそ10分前後だったものがおよそ6分と短縮可能。
また、立体化によって完全歩車分離を実現。通路幅も広くなり、歩行性の向上と視認性の確保がなされている。
ブルー動線が出発で、茶色い動線が到着だ。ちなみに到着ロビーなどは変わっていない。なお、4月4日(月)まで使用していたアクセス通路は撤去され、カーブサイドなどが整備されていき、ターミナル間連絡バスの乗り場も現在の位置よりも第3ターミナルビル寄りに設置される予定だという。
誰もがワクワクする空港へ。
一際目を引くこのアートは、ニットアーティストの蓮沼千紘さんの作品。成田空港利用者の空港での思い出もイキイキと鮮やかに彩りたいという願いが込められている。
拡張エリアは4月21日(木)から共用開始。
2015年4月8日に供用が開始された成田空港の第3ターミナルだが、2019年9月5日には到着ロビーが増築されており、今回の拡張エリアでさらに大きなターミナルへと成長している。
ターミナルの構造としては、チェックインカウンターなどがある本館が地上4階建てで、搭乗口があるサテライトが地上2階建て。今回の拡張エリアは本館3階部分となる。
本館の出発ロビーの既存部分は2,580㎡で、今回の拡張エリアにできた出発ロビーは2,190㎡。
拡張エリアのフロア構成としては、1階がソーティングエリア(手荷物ハンドリングエリア)と国際線到着バゲージエリア。2階が出発ロビーと事務所エリア。3階が国際線出発エリア、事務所エリアとなっている。
拡張エリアには非接触対応やファストトラベルに寄与する自動チェックイン機(CUSS)が36台、自動手荷物預け機(CUBD)が24台が設置されれている。
拡張前はそれぞれCUSSが24台、CUBDが16台だったものが拡張後にはCUSSが合計60台、CUBDが合計40台となる。
この拡張エリアに4月21日から移転してくる航空会社は
ジェットスター
ジェットスター・ジャパン
スプリング・ジャパン
チェジュ航空
の4社が予定されている。
拡張エリアと新アクセス通路を合わせた整備コストは約140億円。
WOW感に包まれたアート空間の成田空港の第3ターミナルにて、Vividな旅の思い出を!!