【ルーク・オザワ】萩・石見空港にてANAカレンダー3年連続採用を記念したサイン会を開催

出雲市から3時間かけて石見空港にやってきた男性は「サイン会は毎年の楽しみになっています」と語った。持参した壁掛けカレンダーにサインをもらいご満悦の様子[写真 : 原 健一]

ヒコーキ写真家のルーク・オザワ氏が撮影を手がけるANAの2023年カレンダーに、3年連続で萩・石見空港で撮影された作品が採用されたことを記念するカレンダーサイン会が2022年11月26日(土曜)、萩・石見空港にて開催された。同空港でのサイン会も3年連続3回目の開催となる。

開会式では島根県の丸山達也知事から寄せれた感謝のメッセージが読み上げられ、参加者の盛大な拍手と共にサイン会がスタートした。この日のために東京から午前中に到着するANA便を利用してサイン会に駆けつけたというファンも多く見られ、島根県への観光誘致という観点からもこのサイン会がもたす効果がいかに大きいのかを知る事ができる。

サイン会では2023年ANA卓上メモカレンダーへのサインの他にも、ルーク氏の著書や持参したANAの壁掛けカレンダーなど時間の許す限りルーク氏との会話を楽しみながらサインを書いてもらったり記念撮影を行うことができ、3年間で積み上げてきた萩・石見空港でのアットホームなサイン会がすっかりと地元にも定着したことを印象付けた。

また、当日は昨年に続きキヤノンのEOS Rシリーズをラインナップした特別体験会も実施され、まだ発売前のEOS R6 MarkIIを手にとって試写を行うこともできた。ヒコーキとカメラが好きな者同士が空港に集い、語り合うことができる場は非常に貴重であり、写真文化の普及にも一役買っていると言えよう。

ルーク氏のサイン会がきっかけとなり年に一度この空港で集い、互いのこの1年間を語り合い、また次の1年に向けて来年のカレンダーを携えてそれぞれの家路につく。

ルーク氏と開催のために尽力した人々がもたらした、小さな空港が成し遂げた大きな成果なのだと実感できるサイン会となった。

《レポート 原 健一》

会場はフライトの合間にターミナルの2階ホールで開催された。明るい光の降り注ぐ開放的で穏やかな空間だ[写真 : 原 健一]
3年目の開催ですっかり定着した取材陣のフォトセッション用の一枚。
 しっかりmont-bell TEAM LUKE アウターウエアに着替えてから撮影[写真 : 原 健一]

島根県丸山知事からの感謝状。空路が重要な役割を果たす島根県にとって、石見空港の魅力を伝えるルーク氏の作品は大きな役割を果たしている[写真 : 原 健一]

キヤノンの特別体験会ブース前にて。手にするのはEOS R3 とRF100-500mmf4.5-7.1[写真 : 原 健一]
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